吉永小百合 女優人生初泳ぎ

62歳・吉永小百合 女優人生初泳ぎ
 女優・吉永小百合(62)が1日、山田洋次監督(75)と34年ぶりにタッグを組んだ映画「母べえ」(08年新春公開)の公開ロケを鹿児島・奄美大島の赤尾木海岸で行った。浅野忠信(33)演じる書生・山崎がおぼれるのを助けるシーンの撮影で、吉永は女優人生初の泳ぐシーンを披露。空色のワンピースが透けるのもいとわぬ、入魂の演技を見せた。同作は2日にクランクアップする。

 海中で肩をグルングルン回して準備運動すると、腕をしなやかにかき上げた華麗なクロールで、あっという間に、20メートル先でおぼれる浅野までたどり着いた。テストを含めて4回泳ぎ、20分以上海につかりっぱなし。その上、水着ではなく泳ぎづらいワンピース姿だったにもかかわらず吉永は、スイスイと余裕の表情だった。

 すでに海開きしている奄美とはいえ、この日は雲が重く立ち込め水温は約12度。唇が紫になるほどの寒さだった。ぬれたワンピースから下着が透けていても気にすることもなく、女優魂を見せつけた姿に山田監督も「大変なもんです」と水泳技術と根性に敬服した。

 今作が112本目の映画となるが、泳ぐ姿を劇中で披露するのは初めて。“銀幕のマーメイド”とも称されそうな見事な泳ぎっぷりだったが、実は健康のため、週に2回は2000メートルを泳ぐ。「一番得意なのはバタフライでも当時はバタフライ泳ぐ女性はいなかったから」と撮影で披露できずにちょっぴり残念そう。

 今作は昭和16年の東京を舞台に、夫を治安維持法で逮捕された吉永演じる“母べえ”が、2人の娘のために懸命に生き抜く姿を描く。「原爆詩の朗読」をライフワークにする吉永は「言いたいことも言えない時代が絶対にまた来てはいけない」と反戦の思いを胸に、役に取り組む。奄美は、加計呂麻島が太平洋戦争で特攻水雷の基地となった場所。多くの若者が命を落とした海で小百合が女優魂を見せた。

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