人を愛し40年 本橋成一さん「写真と映画と」展

人を愛し40年 本橋成一さん「写真と映画と」展

ph01s.jpg2007年05月14日15時33分

 写真家・本橋成一さんの40年を回顧する作品展「本橋成一 写真と映画と」が東京・銀座のクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンの2会場で開かれている。

 上野英信の著作にひかれて筑豊炭鉱に通い、撮影したデビュー作『炭鉱〈ヤマ〉』で太陽賞を受賞したのは68年。当時、多くの写真家が筑豊に行き、子どもたちはカメラを見ると逃げ去った。その時に思ったのは、「本人がいやがるような写真は撮りたくない」ということだったという。

 それはその後、『サーカスの時間』『魚河岸・ひとの町』などを経て、『無限抱擁』などの「チェルノブイリ3部作」に至るまで、一貫して変わらない。

 どの写真も、人物が印象的だ。「人が好きなんですね。人物が撮れると風景も撮れるようになるのだと思う。こうして振り返ってみると、踏み固めてきたものをもう一度はがした気分で恥ずかしいですが」と、本橋さんは語る。

 6月1日まで(土・日曜休館)、無料。G8(03・3575・6918)ではチェルノブイリ3部作と、新作「バオバブ」を展示。ガーディアン・ガーデン(03・5568・8818)は80年代までの作品が中心。15日・23日夜にトークショー、16日午前11時20分から、監督したドキュメンタリー映画「ナージャの村」「アレクセイと泉」の上映(有料)がある。
リクルートは東京 銀座に「ガーディアン・ガーデン」(以降、GGと表記)と「クリエイションギャラリーG8」(以降、G8と表記)というふたつのギャラリースペースを持ち、写真とグラフィックアート作品の企画展を行なっている。その両ギャラリーを使い、毎年2回、定期的に行なっているのが、第一線で活躍する写真家のデビュー前後から現在までをたどる「タイムトンネルシリーズ」だ。

 今回、タイムトンネルシリーズで採りあげたのは、写真家であり映画監督である本橋成一さん。本橋さんの代表作はチェルノブイリ原発事故後の被災地で生きる人々をモチーフにした写真集と映画「ナージャの村」や「アレクセイと泉」だ。

 本展では、このシリーズを中心に据えながら、本橋さんの全体像を紹介していく。タイムトンネルシリーズの醍醐味は、個々の作品世界に触れられると同時に、写真家がなぜその作品を撮るに至ったか、その動機までかいま見られるところにあるのだ。

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